【ニューヨーク時事】国連児童基金(ユニセフ)は12日、内戦下のシリアから周辺国に逃れた難民約100万人のうち、3月6日現在で半数を超える約52万人が18歳未満の子供だとする報告書を公表した。国内避難民も200万人中、80万人が14歳未満で、長引く内戦が子供に大きな犠牲を強いている実態が浮き彫りになった。
報告書によると、子供が内戦で死傷したり、親を失ったりする危険に日常的にさらされているほか、家族の死や絶え間ない砲撃で、多くの子供が心に傷を負っているという。
報告書は、シリアのほか、ヨルダン、レバノンなど周辺国で行っている子供や女性への人道支援資金として、6月末までに1億9500万ドル(約187億円)が必要であるにもかかわらず、20%しか確保できていないとも指摘。早急に資金が調達できなければ、水の供給、はしかやポリオのワクチン接種、救急医療など重要な人道支援が中止に追い込まれると警告した。(2013/03/13-06:52)
PR